2017年以降ジョージ・カーン氏率いる新体制下で、賛否両論を集めることもあったブライトリングの、期待の新作とは?

まるで航空計器のようなスペック、そして外装に定評があるブライトリングから、2020年新作が続々発表されています!
しかも、パイロットウォッチが豊作!中でもブライトリングの顔を象徴するナビタイマーから、特筆すべきニューモデルがリリースされました。
2017年以降ジョージ・カーン氏率いる新体制下で、賛否両論を集めることもあったブライトリングの、期待の新作とは?

ブライトリング2020新作①ナビタイマー B01 クロノグラフ43 日本限定モデル

型番:AB0121A11B1A1 /AB0121A21B1A1
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径43mm
ムーブメント:B01
パワーリザーブ:約70時間
防水:3気圧

ナビタイマーは1952年に誕生した、ブライトリングきってのロングセラーモデルです。
ヘリテージ、オールドナビタイマー、モンブリランなどバリエーションはあるものの基本的なデザインコードを発売以来踏襲しており、「ブライトリングといえばこの顔!」といった立ち位置を示していますね。
この顔の特徴は、「航空用計算尺(フライトコンピュータ)」に起因するものです。
ナビタイマーのほとんど全ての歴代モデルには文字盤に細かな数値がプリントされていますが、これは航空機のパイロットが飛行中に速度・距離・時間・燃料を計算するための計器を文字盤に落とし込んだものとなります。
そのため、ナビタイマー一本あれば、電気系統などのトラブルでコックピットのフライトコンピューターが使えなくなっても飛行は可能とか。

ブライトリング2020新作②ナビタイマー B03 クロノグラフ ラトラパンテ45
型番:RB0311E61F1P1
素材:レッドゴールド
ケースサイズ:直径45mm
ムーブメント:B03
パワーリザーブ:約70時間
防水:3気圧

パイロットウォッチのみならず、クロノグラフ機構でも一家言持ってきたブライトリングらしい、コンプリケーションモデルもまた登場しています。それは、同社の「ラトラパンテ」初となるラグジュアリーなK18レッドゴールドモデルです!

ラトラパンテは機構の名前であり、クロノグラフの一種であり、そしてクロノグラフの中でも特に複雑な設計で知られています。
ちなみにフランス語で「追いかける」という意味で、英語だとスプリットセコンドです。

簡単に言うとクロノグラフ(ストップウォッチ)のための針が二本付属しており、片方でメインの時間計測を、そしてラトラパンテ針でラップタイムを計測することができる機能となります。
例えばプッシャーを押して動作をスタートさせると二本の針は同時に進んでいきますが、専用プッシャーをワンタッチすることでラトラパンテ針だけがストップ。つまり、ラトラパンテ-クロノグラフ針間の中間計時を行うことが可能です。
多くのラトラパンテが再び専用プッシャーを押すとクロノグラフ針位置にジャンプして、再び同時進行していくこととなります。そしてリセットのプッシャーをタッチすると、ゼロ位置にフライバックすることとなります。

ブライトリング2020新作③アビエーター8 AVI Ref.765-1953 リ・エディション
型番:AB0920131B1X1 / RB0920131B1X1 / LB0920131C1X1
素材:SS / レッドゴールド / プラチナ
ケースサイズ:直径41mm
ムーブメント:手巻きB09
パワーリザーブ:約70時間
防水:3気圧

ブライトリングファンも、ヴィンテージLOVERSにも朗報です!リ・エディションの二発目が2020年もリリースされています!
リ・エディションは、近年流行りの復刻シリーズの一つ。
とは言えブライトリングはこれまで「ヘリテージ」と称して、過去モデルのリバイバルを一大コレクションとしてラインナップに加えてきました。
しかしながら2019年から始まったリ・エディションは、ブライトリングの記念すべき名機を忠実に再現していることが特徴です。

第一弾のナビタイマーRef.806-1959は、初代ナビタイマーのうちの一つRef.806をリバイバル。ちなみに『銀河鉄道999』の原作者・松本零士先生が初めて買った高級時計が、何を隠そうRef.806だったとか。
そんなリ・エディションシリーズ第二弾は、1950年代、ナビタイマーと並んでパイロットウォッチの一時代を築いた「AVI Ref.765」の復刻です!
このAVIは、ナビタイマーほどのインパクトはなかったものの銘クロノグラフという評価はナビタイマーには劣っておらず、「コ・パイロット」(副操縦士という意味)という愛称で親しまれることとなりました。

ブライトリングスーパーコピーの、2020年新作をご紹介いたしました!
文中でもご紹介したように、今年はパイロットウォッチ豊作年。ナビタイマーはもちろんアビエーター8やアベンジャー、クロノマットなど、ブライトリング人気にますます火が付きそうですね。
なお、バーゼルワールドおよびSIHH(Watches & Wonders GENEVE)は開催見送りとなりましたが、各ブランドが魅力的な新作を発表することは変わりません!
当店でも順次速報していきますので、ぜひご覧くださいませ!