腕時計で印象は変えられる!? マッチョとスリムの使い分け術
いつ見ても同じ印象の男は退屈です。ときにパワフルで情熱的、ときに知的で冷静沈着など、さまざまな面をもっていると、男としての奥行きや引き出しの多さが感じられるもの。そんな印象の変化は、腕時計の使い分けによって演出できるのです。
腕時計選びは、まさにオトコの“腕”の見せドコロなのです
時計はその人の人となりを映し出す鏡。逆に言えば、付ける時計次第で印象操作だってできるわけです。
例えば、エルギッシュでタフな男に見せたい時は「マッチョな時計」、スマートで知的な男に見せたい時は「スリムな時計」と、シーンや状況に合わせて使い分けてみる。そういう計算はきっとビジネスや人間関係も成功に導くのではないかと。もちろん、着用者自身の気持ちの切り替えにおいても良い効果をもたらすはず。
論より証拠で、「マッチョ時計」と「スリム時計」でどれだけ印象が変わるか、まずご覧いただくのがよいでしょう。“腕が立つ”とか“辣腕”という言葉がありますが、腕時計はまさに男の腕の見せドコロであることを実感してくださいませ。
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◆ ブライトリング
男前なクロノグラフで攻めの姿勢をさり気なく表明
ビジネススタイルにもダイバーズなどのスポーツ系の時計を合わせるのがすっかり当たり前になった今日この頃。ゆえに、タフな商談相手を前に一歩も引きたくないような時に、あえてガツンとマッチョなクロノグラフを付けるというのも有効な手でしょう。力強い男であることを印象づけることができますから。
ただその場合、どんなモデルか、が重要となります。例えば、名門「ブライトリング」のクロノグラフであれば、その機能美デザインや質感の高さゆえに、クラシックなスーツの相棒としてもうってつけ。
もちろん、同社には本物のパイロットたちに愛されたというストーリー性もありますから、仕事に対する挑戦マインドを重ね合せるにもベスト。結果、ご覧のように自信みなぎるスーツスタイルになるわけなのです。
着用している時計は、スーパー クロノマット B01 44。「ブライトリング」の看板コレクションであるクロノマットは、2020年には1983年に誕生した初代モデルに原点回帰するようなリニューアルを敢行し、すでに世界中で大好評。本モデルは、その新たなデザインコードを受け継ぎつつ、より力強くダイナミックなプロポーションに進化させています。
なかでもこちらはケース素材が赤みの強い18Kレッドゴールドということもあり、キリッとストライプを配した風格あるグレースーツにもぴったりマッチします。ここでは文字盤やセラミックベゼルの色を拾ってタイをブウランベースとしたことで、より統一感あるスタイルに。
絶対に負けられない勝負の日には、この時計とスーツのバランス、ぜひ真似してみてください。
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◆ パテック フィリップ
ドレス時計の新傑作で正統の中にも華やぎ注入!
パーティーなどで格式高い場に出席する時、あるいは大切なクライアントとココゾな会食をする時などは、やはり正統派のスーツスタイルで臨みますよね。そんなシーンでは、時計もスリムなドレスウォッチを選ぶのが定石。上品かつ知的さを印象づけることができます。
そして、ドレスウォッチにおける名作中の名作が、名門「パテック フィリップ」のカラトラバです。なにせこちらはすべてのラウンドドレス時計の規範と呼べるモデル。一見控えめながらも、遠目にも上質さを感じるオーラがあり、シックな装いに華やぎをもたらしてくれるのです。
見るからに生地の上質さが伝わる艶やかなブラックダブルに、ソリッドタイを合わせた、モダンかつフォーマルなスタイル。ここに黒文字盤のカラトラバを合わせたことで、気品と大人の色気がググッとアップしています。
ちなみに本モデルは2021年の新作で、さり気なく煌めくクルー・ド・パリ装飾がベゼルに復活したと時計ファンの間で大きな話題になっているのです。
かつてのクルー・ド・パリ装飾のカラトラバは、直線的なラグとローマンインデックスでしたが、本モデルでは曲線的なラグとバーインデックスといったオリジナルのカラトラバ(Ref.96)を要素も巧みに取り入れ、まさにイイトコ取り! そのエレガントな佇まいは、ラウンド時計の新たな規範と言えるでしょう。
端正な中にも大人の色気の滲むスリムウォッチをお探しなら、これが最高の選択です。